運動の大切さ②「つまづき予防に大腰筋を鍛えよう!」
2017/12/04
スマイル鍼灸整骨院の灘吉です。
今回は、運動の大切さ第2弾と致しまして、つまづき予防についてお話致します。
年齢を重ねていくと、つまづいた、転倒したで骨折をしたり捻挫をしたり、また最終的にはそれが原因で入院を余儀なくされるなどの
患者様、実は意外と多くいらっしゃるんです。
転倒骨折を防ぐためには、まず転倒のきっかけとなる「つまづき」を予防しなければなりません。
年齢を重ねるとつまづきやすくなるのは、歩行時に太ももとつま先を上げる力が低下し、足底をすりながら歩くようになるからです。
それを防ぐためには太ももが十分に上がるようになるとOK!
では、その太ももが十分に上がるためには大腰筋(だいようきん)と呼ばれる腹部の深層にある筋肉を鍛えることが必要となります。
この筋肉は股関節の前を通って腰椎と大腿骨を繋いでいます。
この大腰筋は、おしりの筋肉大臀筋と同様、加齢によって衰えやすく、大臀筋が弱くなっていると大腰筋の力も衰えます。
また、姿勢を維持する筋肉でもあるため働きが衰えると猫背や腰痛を招き、ますます足を動かしにくくしてしまうのです。
今回お勧めするトレーニングもとっても簡単!もちろん家でトレーニング可能な運動初心者の方におススメの方法です。
① 床に座り右と左のお尻を交互に動かして前進
② しっかり腕を振り反動を利用して後進
ポイントは両膝を軽く曲げ腕を大きく振って腰をひねりながら左右のお尻を交互に動かし5歩前進。
お尻を降り出す時に息を吐く。
簡単でしょ?
ぜひ、皆さんテレビを見ながらでも実践してみて下さいね!